2012年入社
多賀 健二
物心ついたときから、
マツダ車に憧れていた。
物心ついたときからクルマが好きで、特にマツダ車に対する憧れがありました。「大人になったら絶対にマツダ車を運転したい!」と思っていたくらいです。本格的にクルマの整備士になりたいと思ったのは、中学生のときですね。それから2級自動車整備士の資格を取得できる短期大学に入学し、自動車整備の基礎を学びました。
入社したきっかけは、幼少期からのマツダへの憧れがあったのももちろんですが、マツダ独自の技術に触れられるというのが魅力的だったということもあります。マツダには、ロータリーエンジンという、マツダが特許を取得しているエンジンがあり、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ロータリーエンジンという、3種のエンジンに関わることができるのはマツダだけでした。「マツダって面白い会社だな」と感じ、東海マツダ販売に入社を決めました。
原因不明の不具合が分かった瞬間、
「サービスエンジニア」という仕事の
面白さを感じました。
お客さま視点で物事を考えて行動する、ということは整備を行う上で常に心掛けています。そのために大切なのは、問診を行う際に、不具合やクルマの状況をしっかりとお客さまにお聞きすることです。そして、自分が対応できる最大限の能力でお客さまに満足していただくこと。新人のころは、車検整備や点検修理をもくもくと作業していましたが、7年目になって、自分自身の技量も上がってきたので、よりお客さまのご要望をお聞きして、臨機応変に対応できるようになったかな、と思います。
サービスエンジニアという仕事の面白さは、自分が経験した分だけ、できることが増えるということだと思います。「なぜか分からないけどクルマの調子が悪い」というケースも多々ありますが、自分の経験をもとに色々と探っていって、不具合の原因が分かったときは、ものすごく達成感がありますね。
「この人に整備してもらって
よかったな」とお客さまに
思っていただけるように。
東海マツダ販売では、整備技術の向上のために独自の資格制度があり、私もさらに上の資格を取得するために、仕事の合間を縫って勉強しています。マツダのクルマはエンジンだけでなく、自動制御システムなど、どんどん高度化しているので、その分複雑になっていく不具合に対応できるように、広島にある本社で研修や試験を受けて自分の技術力をさらに磨き上げていきたいと思っています。
一昔前の整備士は「ただクルマを修理するだけの人」というイメージがありました。ですが、今はいい意味で時代が変わっていて、サービスエンジニアでもお客さまとコミュニケーションをする機会がとても多いです。整備だけでなく、接客などのサービス全体を通して、「この人に整備してもらって良かったな」といつでもお客さまに思っていただけるように、日々の業務に取り組んでいきたいですね。