ディスクブレーキパッド(摩擦材)は、車輪と一体で回転するディスクローターをブレーキパッドにより両側からはさみ、その摩擦力で回転を止めて制動させる働きをしています(摩擦材として自らを摩耗させることによって車輪を制動する働きを果たしています)。
ディスクブレーキは、ディスクが外気にさらされながら回転しているため、放熱性がよく、連続制動や高速走行時に安定した制動力を発揮します。 また、基本的にペダル踏力に応じて制動する設計がされており、ドライバーのブレーキフィーリングにあった安定した制動力が得られます。

マツダ車の特性に合わせた最適設計であるため、クルマにピッタリマッチするとともに、クルマのブレーキ性能を十分に引き出すことができます。また、材質も環境面を配慮し、ノンアスベストのものを使用しています。

パッドの厚さが、規定値以下の状態で使用し続けると、急速に摩耗が進行して、パッド摩擦材と接着している金具で直接ディスクを挟むため、ディスクを損傷させるとともに、制動力の低下を招きます。
極めて苛酷なブレーキ操作を繰り返すとパッドの表面が焼けて摩擦係数が低下し、片効きやフェード現象の発生原因となります。

長い下り坂などでフットブレーキを酷使し過ぎると、ディスクプレートが加熱されるとともに、ディスクパッドも加熱され表面にガスが発生し、その結果、ディスクパッドの摩擦力が低下し制動力の低下を招きます。

(1) ディスクブレーキパッドが摩耗し交換限度に近付くと、パッドに取り付けられたパッドウェアインジケータが直接ディスクプレートと接触することにより、キーキーとかシャーシャーとか耳障りな音を発生し、交換が必要なことをお知らせします。最寄りの店舗にて交換をお願いします。
(2) 走行中にメータ内のブレーキ警告灯が点滅あるいは点灯した時は、ブレーキラインの異常(フルードの漏れなど)の他に、ブレーキパッドの摩耗が生じていることもあります。安易にブレーキフルードの補充などせずに、最寄りの店舗にてご相談をお願いします。
(3) 長い下り坂などを走行する際は、エンジンブレーキを併用し、ディスクブレーキパッドの負担を軽減させると共に、安全運転に心がけて下さい。

定期点検時に点検(残量、損傷、摩耗、ディスクとのすき間)
交換時期は使用環境により異なります